ナルセ
脱水し、蒸らし、揚げ、焼き切る。食材を見極め、油と鍋を駆使したこの4種のアプローチでその持ち味を引き出す「成生」の天ぷらは、もはや神の域かと思えるほど芸術的だ。素材は店主・志村剛生氏が絶大な信頼を寄せる焼津「サスエ前田魚店」から届く魚、そして自らの足で駆け回り、見出した旬の野菜。天ぷらという調理法の可能性、そして静岡産食材の深遠なる底力を、誰しもに感じさせる名店。