
サマリー
「原始焼 火鉢」とは?
月10件発生していたキャンセル被害がゼロに
訪日ゲストの受け入れるために
日本人ゲスト・訪日ゲストどちらにも嬉しいお店づくり
■「原始焼 火鉢」とは?
新宿駅徒歩5分と新宿の中心にありながら、どこか落ち着いた空気を持つ「原始焼 火鉢」。
囲炉裏を囲み、串に刺した魚を炭火でじっくり焼き上げる“原始焼”のコース料理を提供する同店は、日本らしい体験ができると訪日ゲスト(外国人観光客)にも人気を集めています。
来店客の約3割を訪日ゲストが占める中で、同店ではインバウンド対応が運営上の重要なテーマとなっています。そうした中、予約・顧客管理の強化のために導入されたのが、テーブルチェックでした。
今回は、運営元である株式会社絶好調の吉原様に、導入の背景や効果、今後の展望についてお話を伺いました。

■月10件発生していたキャンセル被害がゼロに
訪日ゲストの増加に比例し、以前は月5〜10件の無断キャンセルが発生していました。30席規模のお店にとっては、食材ロスや機会損失が大きな負担になっていました。
テーブルチェックの導入により、この悩みは解消されたといいます。
テーブルチェックの「キャンセル・プロテクション機能」により、予約時にゲストにクレジットカード情報を入力してもらい、無断キャンセル時にはキャンセル料を請求できるようになりました。
実際に、キャンセル料金を請求したのは、これまで1件とのことで、無断キャンセルがほぼゼロになり、絶対に来店したいという意欲の高いお客様が予約をしていただけるようになったとのことです。
さらに、カード情報を登録するハードルも高くなく、予約数の減少は見られなかったとのことです。

また、操作性・視認性の向上も導入の大きなメリットでした。
以前の予約システムでは、コースの内容を確認するのに、何度も画面をタップし、予約情報を確認する必要がありましたが、テーブルチェックでは一覧で予約の全体像が把握でき、業務の効率化にもつながっているといいます。
さらに、テーブルチェックで予約を一元管理することによって、グルメサイト由来のダブルブッキングのリスクも軽減し、HPやInstagram、Googleなどのオウンドメディア経由の予約が増加し、予約管理の負担軽減や業務効率化にもつながっています。

■訪日ゲストの受け入れるために
原始焼 火鉢では、コロナ禍明け以降、訪日ゲストの来店が大幅に増加し、現在も増加中とのことです。
「訪日ゲストはGoogleマップで“和食”と検索し、写真や口コミを頼りに来店するケースが多い」とのことで、テーブルチェックのGoogle予約連携も活用いただいているようです。
Googleマップのレビューは訪日ゲスト集客にも確実に直結するとのことで、会計時にGoogleマップへの口コミ投稿を丁寧にお願いすることを店舗全体で、力をいれているとのことでした。
また英語対応が可能なアルバイトスタッフの配置や、InstagramのDM対応時には、アレルギーの確認などの徹底するなど、店舗全体で受け入れ体制を整備しています。

■日本人ゲスト・訪日ゲストどちらにも嬉しいお店づくり
訪日ゲストにも、日本人ゲスト、どちらにも満足いただけるようにさらに、店舗の運営をしていきたいということでした。
現在、18〜19時台に予約が集中する傾向があり、混雑緩和と体験価値向上のため、予約導線の設計見直しを進めているとのことです。
予約が集中すると調理や配膳も慌ただしくなってしまうので、適切に分散させることで体験価値の向上にもつながると考えています。
またテーブルチェックの「電話CTI機能※」を活用し、リピートしてくださるゲストの情報を電話予約時に、すぐに確認できるようにし、よりスムーズに予約の管理と体験の向上を目指しているとのことでした。

<店舗情報>
■店舗名:原始焼 火鉢
■店舗HP:https://hibachi.jp/
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