
サマリー
「すし家」とは?
予約管理の「工数」と「自動化」が課題
電話予約は半分に・予約手数料も大幅削減
リピーターを創出する接客
インバウンド対応の強化を目指して
■「すし家」とは?
東京・銀座に佇むミシュラン二つ星の名店「鮨かねさか」の分店として2012年10月オープンした「すし家」は、本格的な江戸前寿司をリーズナブルに楽しめることから、多くの訪日ゲスト(外国人観光客)から人気を集めています。
コロナ禍明けには訪日ゲストの来店は一気に増加。日本人と比べ予約対応に時間や労力がかかり、効率的な予約管理やインバウンド対応は、すし家にとって大きな課題となっていました。この課題を解決するため、TableCheckを導入された店長の阿部氏に、導入の背景や効果、今後の展望を伺いました。

■予約管理の「工数」と「自動化」が課題
すし家の従来の予約受付は、電話とリクエスト型のネット予約を併用し、紙の台帳で予約の管理をしていました。
電話予約に関しては、忙しい営業時間内に対応が必要であったり、営業時間外に対応ができなかったりと、工数面や予約の取りこぼし面での課題がありました。
リクエスト型のネット予約では、店舗がリクエストを受諾する必要があり、予約が成立するまでに、タイムラグや工数が発生していました。時差のある訪日ゲストからの予約確認連絡による追加の工数も課題でした。また、1件予約成立ごとに手数料が発生し、ピーク時には月20万円ほどの費用が発生していました。
また、紙台帳での予約管理では、アルバイトスタッフも含め複数人が交代で行うことで、本予約と仮予約の混同や担当者不明などの問題もありました。

■電話予約は半分に・予約手数料も大幅削減
これらの課題はTableCheckの導入により大きく改善されました。導入時は予約の80%を電話予約が占めていましたが、現在では40%にまで減少。多くがTableCheckのネット予約に置き換わっています。営業中などの忙しい時間帯の電話対応についても、TableCheckの予約ページへの誘導し、キャンセルポリシーの確認を案内することで、電話対応の負担が驚くほど軽減したとのことでした。
訪日ゲストにTableCheckという名前を出すだけで、すぐに「ネットで予約してほしい」という意図が伝わるのも助かっているとのことでした。
リクエスト型の予約もほぼすべてがTableCheckに移行し、月最大で20万円ほどかかっていた予約手数料がなくなり、月額数万円のTableCheckの固定費用に置き換わりました。
TableCheckにより電話予約とネット予約を一元管理できるため、予約が自動で確定し、リクエスト対応の工数もゼロになりました。

■リピーターを創出する接客
訪日ゲストの多くはGoogleマップのレビューを見て予約されることが多いものの、知人からの口コミやリピーターによる来店も少なくありません。
すし家では、TableCheckで予約時の情報を活用し、誕生日には日本酒をサービスしたり、再来店のお客様には前回の食事内容を考慮したメニューを提供するなど、きめ細やかな対応で訪日ゲストに喜ばれています。
TableCheckを活用し、訪日ゲストのリピーター創出や口コミの促進につながる取り組みを強化しています。

■インバウンド対応の強化を目指して
今後は、増加する訪日ゲストの方たちにより多く来ていただくために取り組んでいきたいとのことでした。
お客様に喜んでもらえるような既存の取り組みを継続しつつ、新たにTableCheckの機能を活用して、来店後にお礼メールを送付するなど、デジタル上でも満足度の向上/再来店の促進できるような取り組む予定とのことでした。

<店舗情報>
■店舗名:すし家
■店舗HP:https://www.sushi-kanesaka.co.jp/
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